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ロシア 穀物の輸出を一時的に禁止 石油の次に相場の暴騰を狙う。

この猛暑と少雨、干ばつでロシアが誇る穀物価格が急上昇している。
その農産物と言えば、ズバリ小麦だ。

ロシア政府は穀物輸出を今月15日から禁止すると述べた。
プーチン首相はこれに先立ち、同国が深刻な干ばつに見舞われてい
ることを受け、穀物および穀物から作られる関連製品の輸出を一時的
に禁止すると発表したのだ。

ほんの10年前までロシアの小麦輸出は、せいぜい数百トンに過ぎ
なかったし、80年代前半には世界最大の小麦輸入国だったのだ。
しかしその後は生産が急速に拡大し、現在では米国、カナダに次ぐ
世界第3位の輸出大国へと見事に変身した。
政府も今後15年間で穀物生産倍増計画を打ち立てている。
こういった異常気象で、小麦価格は4割以上も上昇しているのだ。
食糧危機が叫ばれた08年の夏以来の価格までのし上がった。

一方で国内消費の9割以上を海外から輸入している日本は大変だ。
麺類やパンだけでなく、お菓子なども含め、世界中の食卓には幅広く
小麦が利用されている。
日本が100%自給できているのは、米と卵(鶏卵)だけだ
08年夏に石油といった資源価格と同様、急激に高騰した小麦価格
が、今でも鮮明に記憶に残っている。

欧米諸国の経済がますます混迷を深める中、今後のロシアは隣国
の2大市場、インドと中国へのシフト変換をしなければならない。
今後こういった国は資源や農産物の消費が急激に増加していく。
つまりこういった製品をチラつかせ、ロシアは政治的な駆け引きを
起こす可能性もある。
世界屈指の農業国だけあって、穀物価格を意図的に上昇させること
も大きな狙いだ。

 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者

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