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カンボジア旅行 平和になり投資も拡大 遺跡の修復作業は日本が中心

読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしでしょうか。
私は8泊10日の日程で、カンボジアに行ってまいりました。
年初のブログは、今回カンボジアで過ごした貴重な体験を紹介した
いと思います。
今年もひとつ宜しくお願いいたします。

さてカンボジアの基本的な情報はウィキペディアなどで調べれば、
大まかな概要は掲載されていますが、ここではあえてそういったと
ころにも紹介されていない内容をなるべく書きますので、大いに参考
にしていただければと思います。

カンボジアは世界最貧国のひつに数えられています。
1950年代にフランスから独立を果たしましたが、その後の政府の
無能な政権が続き、その後遺症は今でも一部の人々が味わってい
るのです。
70年代に隣国ベトナムで起こった戦争は、カンボジアにも影響が及
び、国内は混乱に陥り、餓死者が続出し、国土は疲弊していきまし
た。
とくに知れ渡っているのが、その後のポル・ポト政権による独裁政治
です。

ポル・ポト政権は共産主義を断行し、国内を再び大混乱に陥れました。
中国毛沢東主義の影響を受けたといわれる同政権は、都市の無人
化や、農村への強制移住、市場や通貨の廃止、政治や農業以外の
学校教育の廃止、宗教活動の廃止、集団生活化など、従来の伝統的
価値観を無視した政策を人々に押しつけたのです。
こういった政策に抗議し、犯罪に走った多くの国民は同政府によって
拘束され、人権無視同然の懲罰を受けたのです。
もちろん罪のない人々も厳しい拷問の末、虐殺されていきました。

しかし今のカンボジアはそういった記憶は決して忘れられていないと
はいえ、毎日精一杯生きているのが実感できました。
生活は決して楽ではありませんが、民主主義を手に入れ、人々には
笑顔が戻っています。
外国人観光客も毎日多数訪れ、ポル・ポト政権時代の負の遺産とい
われている 「キリング・フィールド博物館」 や 「トゥルースレーン博物
館」 などには多くの観光客がやって来ています。
そして誰もが知っているアンコール遺跡群には、各国からの援助が
来ており、中でも有名な 「アンコール・ワット」 や バイヨンといった
主要な遺跡は、日本が中心となって修復作業が行われています。
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12月のカンボジアは乾期で、雨はほとんど降りません。
日中の気温は連日30℃を超えますが、乾燥しているせいか、湿気
はありません。
長時間歩けば汗が滲みますが、不快指数は全く感じません。
日々感じたことといえば、カンボジアの人は朝が早いことです。
午前6時前には、自転車やバイク、車が多くなってきます。

そこでみた第一印象としては、バイク(オートバイ)については、ほぼ
100%が日本製でした。
内訳としては、90%がホンダで、残りがスズキとヤマハです。
そして日常的に使われ、走っている普通自動車についても、ほとん
どがトヨタでした。
レクサスもよく見かけます。時々ホンダや三菱自動車も走っていま
した。
ただバスやトラックといった大型自動車については、韓国メーカー
が多かったです。
現地の数人のカンボジア人にきくと、カンボジア人は日本製のもの
は、何でも良いものであるという先入観を持っているといいます。
車はトヨタ、バイクはホンダ、TVはソニー. . . といった具合です。
実際私が宿泊した3つのホテルでは、すべて室内には日本のTVが
設置されていました。

カンボジアへの投資は今でも各国から拡大し続けており、日本企業
も進出しています。
しかし日本以上に進出しているが中国。
さらにその中国以上に積極的なのが韓国です。
首都プノンペンの主要道路脇に建設中の高層ビルは、2棟とも韓国
の現代建設が手掛けていました。
また私が町中を歩いている時、よく声をかけられるのですが、いつ
も、“韓国の方ですか?” といわれます。
投資だけでなく、カンボジアは韓国の仁川空港から直行便で結ばれ
ており、直行便のない日本より観光がしやすいという有利さもある
のでしょう。
旅行中は中国人と同じく、韓国人の団体観光客が多くみられました。

さてカンボジアで何か食べたり、買ったりする際に必要なのが通貨。
カンボジアには自国通貨の 「リエル」 が確かに使われていますが、
そのリエル以上に流通しているのが米ドル。
極端にいえば、観光旅行中は米ドルだけでコト足ります。
現地到着後、空港で30ドル分のリエルに両替したのですが、これ
でも最終日には少しばかり余ってしまいました。
リエルの使い道は、仏像の参拝料や屋台での飲食代、そしてチップ
くらいなものだけ。
しかもその屋台で食べた分の勘定についても、客が外国人とわかる
と、米ドルでの支払いを要求してきます。
参考までにレートは、
 1リエル = 約0.02円
 1ドル = 約4000リエル

大きなお世話かもしれませんが、私は現地の人に、
“いつまでも米ドルを使っていて不安はありませんか?”
と思い切って質問してみました。
しかし現地の人は、よくわからない... そんなこと考えていない...
といった返答で、カンボジア人にとって米ドルの信頼性は今でも失
っていません。
まぁ先進諸国と比べれば、情報網が発達していないこともあって、
その日の生活で精一杯な人にとっては、あまり関係ないことなのか
もしれません。
少なくともカンボジア通貨リエルは、海外では紙屑同然です。

また滞在中は主要なマーケットや路上市場をみて周りました。
首都プノンペンは、アンコールワットが存在するシェムリアップほど
外国人観光客はいません。
よって首都のマーケットは現地の人ばかりで賑わっていました。
しかし衛生的には決して褒められるものではなく、とくに路上市場
でいうと、肉や魚、野菜や果物が多く売られていますが、すぐ前に
砂埃が多く散っている舗装されていない道路があるため、清潔さを
欠いています。
もちろん日本のように、ビニールのような包装紙で包まれているわ
けではありません。

一方でシェムリアップは外国人の客で混雑しています。
店も近代的で清潔、プノンペンのように路上市場はみかけません。
またクレジットカードでの支払いが可能な店も多かったです。
やはり外国人中心で成り立っている当地は、清潔さを第一と考えて
いるのでしょう。
ちなみにアンコール遺跡群に入るための入場料は、1人1日20ドル
必要です。
一日数千人の外国人観光客が来ることを考えれば、貴重な商売だ
といえるでしょう。

カンボジアでは健康管理が必要です。
とくに欧米や日本、オセアニアといった四季がある先進国から来る
と、連日30℃以上になるカンボジアでは、身体に少しばかり堪えま
した。
私は約2日間ほど、咳や鼻水といった風邪に罹りました。
日本から風邪薬を持参していなかったのですが、幸い症状も軽かっ
たので、なんとか自力で自然治癒させました。
住みなれている日本から、いきなり文化や環境が違う国に行くわけ
ですから、精神的にも影響が及ぶのは明白です。

とくに飲食の際に気をつけることは、生水を飲まないことです。
これは氷も同様です。
私はシェムリアップの店でバナナジュースを注文しましたが、出てき
たのは氷入りのものでした。
今更キャンセルするわけにはいかないので、氷が溶けないうちに、
サーッと一気に飲み干しました。
デザート代わりに頼んだジュースが、結局味わって飲めないものに
なってしましました。
これでも翌日、多少の下痢に襲われましたが、何とか一日で治まっ
たのが幸いでした。(苦笑)

2010年も終わろうとする12月31日。
私は首都プノンペンの繁華街を歩いてみましたが、普段と全く変わ
らない人々の風景でした。
仕事に向かう車やバイクでごった返していました。
マーケットもいつも通りの営業(時間)で賑わっています。
さらにクリスマスツリーや看板などもそのままの状態でした。
地元の人にきくと、カンボジアではクリスマスの雰囲気は年末一杯
まで醸し出しているそうです。
その反面、独立記念塔のそばに掲げられていた横断幕は、私が到着
した12月24日から ‘HAPPY NEW YEAR2011’
となっていました。 少々まだ気が早いような. . . . 。

そして新年前夜、この年最後の夜を迎えるため床につきました。
連日の暑さや、歩き回っていたこともあって疲れが溜まっていたの
で、夜は9時にベッドに入りました。
ところが完全に熟睡している中、いきなり花火が “ドカーーン!!”
と数発響き渡ったのです。(@.@;)
びっくりして目が覚めてしまいました。
時間は夜中の12時。 ナント新年を迎える花火だったのです。
ここでも文化の違いをマザマザと見せつけられました。

いかがでしたでしょうか。
東南アジアは距離的には日本と近いですが、文化面では大きな隔
たりがあります。
むしろ欧米やオセアニアのほうが、日本の常識と近いのかもしれま
せん。
今年は世界経済にとって再度の試練が訪れるでしょう。
カンボジアの一般庶民にとって、あまり関係ないことかもしれません
が、今年もカンボジアにとって平和な年であるよう祈っています。
それではまたブログでお会いしましょう。

 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者

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