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東北地方太平洋沖地震 気仙沼市、陸前高田市の人口は計10万人以上

地震の犠牲者と行方不明者数はどんどん増加傾向にある。
被災者やその家族のことを思えば胸が痛む。
阪神・淡路大震災の千倍の威力、中国四川省地震の30倍の大きさだ。

最も被害が多かったのは、岩手県の陸前高田市と宮城県の気仙沼市。
3月12日現在で被害に遭われた方は1500人以上とされているが、
この2市だけで、人口は軽く10万人を超えている。
この他に中核を成している岩手県の大船渡市の人口は4万3千人。
この3都市を合計すれば15万人にも上るのだ。

また釜石市や宮古市でも同じように海に面してあり、この2都市を合計
しても9万人以上が住んでいる。
よって被災対象のエリアは20万人規模といえる。
阪神大震災以来の激甚災害指定となった。
時間が経つにつれ、被害が拡大していくのは確実であろう。

さらに泣きっ面に蜂といったことだが、12日の夜、福島県の二葉町にあ
る福島第一原子力発電所で爆発が起こった。
避難が遅れた方々の被曝が非常に心配される。
日本の原子力発電所はすべて海に面してあることから、従業員だけで
なく、海への放射能漏れも危惧される。
茨城県には東海発電所があるが、こちらは距離的に考えても問題ない
だろう。

また宮城県には東北電力の女川原子力発電がある。
こちらも同様心配される。
危惧されるのは発電所だけではない。
いずれも海に面したところにウミネコ繁殖地もあり、国立公園もある。
そして気象ロケット観測所も存在している。
また岩手県には海から20キロ内陸に、日本最大級の鍾乳洞 「安家洞」
や日本三大鍾乳洞のひとつ 「龍泉洞」 がある。
こういった国の天然記念物や景勝地についても状況が心配だ。

とにかく今回の地震でやりきれない思いは、揺れだけのことだったら
最小限の被害で済んでいた可能性があるが、その後襲ってきた津波
によって、被害が何十倍にも拡大してしまったこと

まさに今回の災害は地震から発生した 「水害」 といっていい。
海に面した場所だけに、津波を防ぐほどの高い防波堤はなかった。
漁業が盛んなところだけに、予想すらしない災害だったのだろう。
時間的に考えても、漁に出掛けていた人もいるから、乗船していた方の
安否が気がかりである。

いずれにしても原発に対する対応策は万全であってほしい。
日本政府は去年、新成長戦略の一環として 「産業構造ビジョン2010」
を掲げている。
技術もそうだが、安全性についても世界が注目している。
世界でも一歩進んだ技術だけに、信頼性と対応が試されるだろう。
もちろん被害をむやみに拡大させてはならない。
蛇足となるが、かといって去年の事業仕分け第3弾で廃止が決まった、
スーパー堤防の復活は安易に考えてはならない。
完成に400年以上のハコモノは、緊急時の大型補正予算に逆行だ。

日本の原子力発電所は、以前から放射能・放射線を外部に出さないよう
に万全の対策を講じている。
何とか格納容器は破損していなかったという。
だからそういった意味では、かつてのチェルノブイリとは全然違う。
しかし内部に関しては危険が大きく付きまとうのは事実。
従業員の被曝については最も可能性が高くなる。
こういった原子力発電所で働く人は、簡単に自宅に戻れないのだ。
だから携帯電話での速やかな安否確認環境が必要なのである。
それにしても昨日から今日の未明に行われた、東電の元気のない記者
会見については何か問題がありそうである。
後手後手に回らないようお願いしたい。

 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者

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