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ポルトガル国債利回りが急上昇! 4月、6月の国債償還が正念場

ポルトガルの短期・中期国債の利回りが急上昇している。
さらに10年物長期国債に至っても、先月3月下旬から上昇スピードを
増してきており、ユーロ導入後の最高値8.5%と突破した。
さらに30年物の超長期国債も、初めて7%に達した。

欧州市場では国債利回りが大幅に上昇している。
ポルトガルは今月15日と6月15日に、それぞれ50億ユーロ近くの
国債償還を控えており、たとえ金利が高くても資金を調達せざるを得ず、
一段の財政悪化は避けられない。

一方でポルトガルの失業率は去年5月に11%に達したが、ほぼ1年間
横ばいが続いている。
毎月ジワジワと悪化してきているのが、アイルランドとクロアチア。
しかしここへきて急激に悪化しているのがハンガリーだ。

ポルトガルは3月31日、ソクラテス首相の辞任を認め、議会を解散。
6月5日の総選挙を宣言した。 しかし空白期間がやや長い。
その間の政治空白が財政悪化を加速させ、ユーロ発の金融危機となる
恐れもある。

政治空白といえばベルギーを思い出す。
2010年6月の総選挙以来、正式な政権が発足しないままとなってい
るが、ついに3月30日で290日間となり、それまでのイラクを抜き、
世界最長となったというもの。
これまで何度か書いてきたが、そのベルギーも去年8月から国債利回り
がほぼ一方通行のように上昇している。
しかしそれでもまだまだイタリア並みだ。

スウェーデンやノルウェーといった北欧諸国4カ国の利回りも、去年5月
の水準を超えてしまっている

しかも短期、中期、長期国債いずれもだ。
ユーロ圏内、EU圏内問わず、欧州諸国というのはある部分で痛みを分
かち合う運命なのかもしれない。

 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者

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