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南北朝鮮 黄海へのミサイル発射は、韓国への報復が近い?

北朝鮮が黄海上で、短距離ミサイルの発射実験を行っていたことがわか
ったという報道が伝わっている。
北がミサイルを発射するのはおよそ1年7か月ぶりだという。

韓国と北朝鮮の間では去年3月、北朝鮮によると思われる韓国の哨戒鑑
「天安」 が沈没したことや、同年11月の延坪島砲撃事件に関する韓国側
の謝罪要求について、今でも両国間で緊張が高まっている。
いずれも両国軍事境界線近くで起こった事件だ。 (ココがミソである)

南北朝鮮を分断させたのは、朝鮮戦争。
あくまで実効支配地域の境界線であって、国境ではないということだ。
しかし朝鮮戦争後、南北とも休戦ライン上の境界線は認めているものの、
陸上だけを規定しただけで、海上においては規定していなかった
上記の事件が起った場所も、韓国と国連軍が分断ラインを引いたのだが、
北朝鮮は認めていないのである。
どの程度まで北朝鮮と韓国が話し合われたかまでは知らないが、経緯ま
での不手際については、韓国側にも責任はあるといえる。

しかも韓国の李明博大統領は、北朝鮮との話し合いについては全く興味
を示さない。
これは過去の大統領とは完全に一線を画しているようだ。
南北首脳会談をしたところで、食糧支援をしても実利はないし、すぐに裏
切られるから、相手にしたくないのだろう。
韓国は “謝罪” と “真相の公表” がない限り、一切話し合うつもりはない
という姿勢を貫いている。

さらにここへきて、韓国の予備軍訓練場で故金日成と金正日、その息子
といわれている金正恩の写真を射撃訓練用の標的として利用しているこ
とが明らかになったことだ。
これは決定的な関係悪化をもたらすだろう。
何しろ北朝鮮では、故金日成の存在は絶対的である。
否定することは、いかなる理由でも許されない。

このことが同じ朝鮮同胞を完全に激怒させた。

しかしこの報道があった時点で、筆者は少々疑問を感じた。
なぜこのことが北にバレてしまったのか・・・である。
韓国に密かに住む北の工作員が、情報を漏洩したのかもしれない。
もしくは韓国軍が面白半分で、インターネットに掲載したという可能性
も否定できない。
とにかく後者の場合は自業自得であろう。
韓国の国防幹部は、このことに対して 「全然知らなかった」 という立場
を示したという。

北朝鮮が核開発やミサイル発射をやめることはない。
なぜなら核やミサイルがなければ、誰も振り向いてくれないからだ。
自分らの防衛のために開発を続けるという意図はあるだろう。
常識的に考えれば当然である。
中国やロシアといった後ろ盾国家がついている理由もあるが、そもそも
核疑惑がある国に対しては、多国籍軍は攻撃をしてこない。
北朝鮮もこのことはよくわかっていると思われる。

米英軍をはじめとした多国籍軍は、イラクやアフガニスタン、リビアなど
を攻撃した。
いくつかの理由の一つに、これらの国は核を持っていないからである。
万が一仕返しでもされたら、自分たちもたまったものではない。
相手は本当に核を使ってくるかもしれないからだ。
だから米軍が北朝鮮を攻撃することは、今後も無いと考えていい。
北朝鮮が大嫌いな人には申し訳ない表現かもしれないが。。。
こういった観点から考えれば、果たしてイランにはどう対処していくのだ
ろうか. . . . と筆者は考えてしまう。

 ★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者

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